20130915_usdcad_daily
しばらく更新をさぼっていました。
8月25日付記事で、USD/JPYは8月8日安値95.805円で既に調整局面を脱し、次の上昇波動を開始している可能性があること、また、しばらくは97円mid~100円水準での推移となると予測した。概ね、予測どおりの動きとなっている。
さて、本格的な上昇波動はいつからはじまるのだろうか?
上のチャートはUSD/JPYの日足チャートにエリオット波動とペンタゴンチャートを表示したもの。

USD/JPYは8月8日安値95.805円をもって調整局面を終了し、次の上昇波動―2011年10月31日75.564円を起点とした上昇波動の第5波―に移行しているという見方に変わりはない。
8月8日以降は第5波を構成する小勢1波が始まっており、そのチャートパターンから推察すると、1波目は5波構成のリーディング・ダイアゴナルとなりそうである。

この見方が正しければ、USD/JPYは次のペンタゴンチャートの交点が位置する9月18日前後に1-iv波のボトムを形成することになるはずだ。その下値目標値は97円high~98円Lowである。98円Lowには9月2日の週明けギャップアップの窓があるので、おそらくその窓を試す展開になると思う。
その後は9月27日前後〜10月3日頃にかけて上昇するだろう。この上値目標値は、少なくとも7月8日高値101.532円超であり、102円台も射程圏内だろう。

ただ、次に2波による押目が形成されるであろうことから、本格的な上昇は次のペンタゴンチャートが書き足される10月11日以降になると思う。その上昇は5月22日高値103.728円を軽々と超えるものであり、109円台まで上昇することになるはずだ。
来週は押目買いの機会を探したい。

このシナリオは8月8日安値95.805円を下回るまで有効。