20130817_eurusd_daily
EUR/USDについては7月23日付け記事で8月2〜9日の間に天井をつけると書いた。実際にEUR/USDは8月8日に1.34002の高値をつけて以降、調整局面にある。このままEUR/USDは下落するのだろうか。
上のチャートはEUR/USDの日足チャートにエリオット波動とペンタゴンチャートを表示したもの。

エリオット波動の波動カウントについては、4月4日安値1.27454以降、次の下落に向けた拡大型トライアングルを形成中か、あるいはダイアモンド・フォーメーションを形成中かのいずれかであるという見方に変わりはない。

もし前者であれば、8月8日高値1.34002を超えて上昇する可能性が依然として残っている。もし超えれば、次のペンタゴンチャートの交点が位置する8月21日前後に高値を示現することになるだろう。その高値は6月18日高値1.34153も超えるかもしれない。
また、このケースではペンタゴンチャートの次の次の交点が位置する8月29日前後に向けて1.36highまで上昇する可能性がある。しかし、1.34153超の水準を2営業日以上維持できなければ、下落に転じるだろう。

一方、8月21日前後に向けた上昇において、6月18日高値1.34153を、または8月8日高値1.34002さえ超えることが出来なかった場合、EUR/USD相場は8月29日前後に向けて急落することになると思う。
この急落では、3月下旬以降に何度か試されている1.27midを再び試す展開になるだろう。

USD/JPYのペンタゴンチャートの交点は8月23日前後に位置している。
来週は週央から週末(21〜23日)にかけて、EUR/USDのトップアウトのサインを注意深くみていきたい。