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EUR/JPYについては6月23日付の記事で、5月22日に133.797円の高値をつけて後に急落すると予想した。しかし、下落は125円割れ水準で止まり、7月24日には132.729円まで回復している。EUR/JPYはこのまま上昇するのだろうか。
上のチャートはEUR/JPYの日足チャートにエリオット波動とペンタゴンチャートを表示したもの。

EUR/JPYは5月22日高値133.797円をもって、2012年7月安値94.111円からの上昇5波動を完成した。5月22日以降は調整局面にあるとみられる。
6月13日には一時124.943円を示現したが、その後は反発色を強めている。しかし、この反発局面の波動をみるとダブルスリー・パターンとなっているので、6月13日以降の上昇は7月24日の高値132.729円をもって完了したと思う。
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もし、この見方が正しければ、EUR/JPYは来週から下落を開始し、ペンタゴンチャートの次の交点が位置する8月9日前後に向けて129円を割れる展開になるだろう。ただし、ペンタゴンの36度線が支持線として機能し、そのまま急落とはならないかもしれない。この場合、128〜130円のレンジを数日間形成するだろう。

相場サイクルの観点からみるとEUR/JPYは9月中旬頃にかけてボトムを形成する動きになりそうだ。
もし、この動きの途上で6月13日安値124.943円を下回らなければ、EUR/JPY相場は上昇トレンドを維持するだろう。しかし、124.943円を引値で下回れば、EUR/JPYは急落することになると思う。
この下落はEUR/USDの値動きに支配されると思うので、おそらく9月16日までに起きることになるはずだ。