20130703_usdjpy_daily
ここ数日の日本円の弱さに、USD/JPYのエリオット波動のカウントを見誤ったかもしれないとツイートした。
上のチャートは、2月11日高値(3波高値)94.449円以降の波動について、カウントし得るいくつかのパターンを表示したものだ。
黒字で表示したカウントがメインシナリオであり、他のサイトにおいても同様の波動カウントがされていると思う。このシナリオでは、5月22日高値103.78円は5波の頂点であり、以降、調整相場入りしていることになる。
一方、青色およびピンク色は、第4波が複雑なジグザグ、或いはダブルスリー・パターンによる高値切り上げ型の調整波動となり、6月13日安値93.787円まで続いていたとみるシナリオである。このケースでは、6月13日以降の波動は第5波の推進波となる。上値目標は104円midであろう。
いまの時点では、いずれのシナリオもあり得る。USD/JPYが少なくとも98.6円を下回らない限り、上昇シナリオも頭の片隅に残しておきたい。