20130601_eurusd_daily
EUR/USDについては、3月30日付記事で4月26日前後に1.31Low〜1.34まで上昇すると予測した。結果は、3営業日後の5月1日に1.32425まで上昇した。高値をつけて以降は明確なトレンドを形成しないまま推移している。
しかし、そろそろ次のトレンドが発生しそうだ。
上のチャートはEUR/USDの日足チャートにエリオット波動とペンタゴンチャートを表示したもの。

EUR/USDは2月1日高値1.37107をもって昨年7月24日安値1.20418からのA-B-C3波構成の上昇波動を終了し、以降は下降トレンドを形成している。3月27日安値1.27513と4月4日安値1.27454のダブルボトムをつけた後、次の下落に向けた調整局面と見ることができる。問題は、この調整局面がいつ終了し、下落トレンドを再開するかということである。

ペンタゴンチャートをみると、ペンタゴンの中心点が6月17日に迫っている。
最近のEUR/USD相場においてはペンタゴンの中心点でトレンドを転換するケースが多く確認されており、今回も同じケースとなるかもしれない。また、日足チャートを一目見て認識できるヘッド・アンド・ショルダーズの左肩の形成に要したのと同じ日数を右肩の形成に要するとすれば、6月10日前後に右肩が完成することになる。6月中旬にかけて下放れのタイミングが近付いているようにみえる。

下落がはじまり、4月4日安値1.27454を下回ると、2月1日高値1.37107からの下落波動と同等以上の速度でユーロは売られることになるはずだ。おそらく7月29日前後までに1.20を下回り、1.8ドル水準まで下落が進むことになるだろう。

来週、EUR/USDの吹き値があれば良い売り場にんると思う。あるいは、4月4日安値1.27454割れで逆指値売りを仕掛けるのも良いかもしれない。