20130519_eurgbp_daily
ドル高というメガトレンドが明確になりつつある現在、あえてクロス通貨ペアに取り組む必要はないかもしれないが、EUR/GBPについては前回記事をフォローしておきたい。
上のチャートは、EUR/GBPの日足チャートにエリオット波動とペンタゴンチャートを表示したもの。

エリオット波動のカウントについては、前回記事のとおり。また、前回記事では次のとおり書いた。
さて、本日4月25日の下落によって概ねb波のボトムに近づいたか、或いは既につけたかもしれない。まだボトムをつけていない場合でも4月30日までにはボトムを形成し、5月は上昇を再開することになるだろう。
しかし、c波の上昇はそれほど力強いものではないはずだ。この上昇はペンタゴンチャートの交点のタイミングから5月21日前後に向けて上昇すると思うが、その目標値はa波の頂点とそれほど変わらず、0.86mid水準となるだろう。
X-b波の戻り高値をつけた後は、X-c波の下落によって7月8日前後に向けて下落していくことになると思う。
相場観に変化はない。4月26日安値0.89353以降のc波は予測以上に弱々しく、a波の頂点にも届きそうにない。次の下落に向けたフラッグ形成となりそうだ。
このレンジは、早ければ5月21日前後、遅くとも6月5日前後には終わり、4月26日安値を下回れば、ユーロは対ポンドで急落することになりそうだ。急落後は、徐々に下値を切り下げ、7月25日前後に少なくとも0.81highに到達することになるだろう。

5月下旬の吹き値や4月26日安値0.89353割れは、丁寧に売っていきたい。