USD/JPY_30min_20130422

USD/JPYは週明けのギャップアップで始まったが、その後のフォローがほとんどない状態が続いている。
4月6日の記事では、天井形成の時間帯を4月23日前後と予測した。次のボトムの予測日である5月15日前後に向けて、そろそろ下落が始まってもおかしくない。
上のチャートはUSD/JPYの30分足にエリオット波動を表示したもの。
USD/JPYが天井を打った確認は出来ていないので、上のエリオット波動のカウントは、4月11日につけた99.943円が当面の高値であったと仮定したものだ。

このケースでは、現在、A-B-Cの3波構成の調整局面のうち、B波の戻り高を試している局面に位置する。B波の戻りが強くダブルトップを形成する場合、99.943±0.5%―99.44~100.44円―まで戻る可能性があり、現在、このレンジまで到達している。
もし、このシナリオが正しければ、USD/JPYは本日安値99.58円を下回った後、B-c波の起点である97.63~98.16円まで下落することになると思う。
一方、4月11日高値99.943円を上回った場合は、明日4月23日から週末26日かけて天井を形成することになるだろう。

いずれのケースでも、丁寧に天井形成のサインを確認していきたい。