20130118_eurjpy_1hour

先週の記事に書いたとおり、EUR/JPY相場は1月14日に120.117円の高値をつけた後、1月16日に116.464円まで急落した。
短期的な天井をつけたかに見えたが、その後再び急騰し、1月18日に120.702円の高値を示現している。次の上昇波動が早くも始まったのだろうか。
上のチャートはEUR/JPYの1時間足チャートにエリオット波動を表示したもの。

これは、1月16日安値116.464円からの急騰をB波とした波動カウントである。
ここ数日のEUR/JPY相場は値動きが激しく、波動のカウントが難しいため、1月16日安値からの波動構成が明確ではないが、3波構成に見えなくもない。また、1月14日高値120.117円とのWトップの範囲内±0.5%(119.51〜120.71円)の上限にかろうじて収まっている。そして、1月14日高値が変化日に発生していること等から、1月18日高値がB波トップであることを疑っている。

もちろん、1月21日以降に1月18日高値120.702円が突破されるようなことがあれば、ただちにシナリオは消滅するが、それまではC波の下落に注意する必要があると思う。

もし、1月18日高値120.702円からの下落がC波の始まりであれば、1月23日前後に向けて118円割れまで下落する可能性がある。もし1月16日安値116.464円を下回った場合、2月初旬に向けて115円割れまで下落が続くことになるだろう。

一方、120.702円が突破されるようなことがあれば、1月23日前後に向けて124円水準まで急騰するかもしれない。しかし、この場合においても、天井形成後は2月初旬まで急落すると思う。