20111113eurusd_daily
EUR/USDの取引が非常に難しくなっている。EUR/USDについては10月29日の記事で11月9日前後に向けて1.43を目指すと書いたが、結局11月9日前後はボトムの日柄だったようだ。しかし、前回記事のチャートに示したとおり12月1日前後まで上昇する見通しに変わりはない。
上のチャートはEUR/USDの日足チャートにエリオット波動とペンタゴンチャートを表示したもの。
ペンタゴンチャートはMS_Pentagonのパラメータを再設定したので描画形状が変わっており、ペンタゴンチャートが描く対角線の交点(変化日)が11月9日前後から15日前後になっている。12月1日前後に変わりはない。

さて、EUR/USDの取引を難しくしているのはボラティリティの問題―特にヘッドラインで100pips上下動するのは勘弁してほしい―もあるが、何よりエリオット波動のカウントが明確でない点だ。
そこで、2008年の史上最高値からのチャート形状と相似する他市場のチャートを比較し、エリオット波動の再カウントを試みた。その結果、2010年6月安値1.1876からの上昇波動の頂点は、5月4日高値1.49396ではなく8月29日高値1.45482だったのかもしれない。つまり、5波はフェイラーだったのではないか。

このカウントでチャートを見ると、現在は10月4日安値1.3145から始まったB波(又は2波)による反発局面か、或いは10月26日高値1.42461から始まったC波(又は3波)による下落途上かもしれない。しかし、ショートポジションの偏りを見れば、まだB波の途中であり、このB波はトライアングルかフラッグ形状になると思う。

このため、週明け15日前後―10日安値がボトムかもしれない―から12月1日前後に向けてEUR/USDは上昇することになるだろう。その上昇目処は、少なくとも10月26日高値から-36度ラインに当たる1.39midであり、ショートポジションを踏み上げ、10月26日高値1.42461を上回るかもしれない。
その後は下落C波(又は3波)へ移っていくだろう。

ちなみに、相似形チャートが示すEUR/USDの行き先は2012年6月に向けた下落相場である。