20111105usdjpy_daily
今週初、ようやく日本国財務省が介入した。10月31日に75.564円の安値をつけた後、79.527円まで約400pipsの上昇であった。その後も78円水準での推移が続いており、USD/JPYチャートには中長期的なトレンド反転の兆しが見えている。
上のチャートはUSD/JPYの日足チャートにエリオット波動とペンタゴンチャートを表示したもの。
USD/JPYは4月6日高値85.512円から始まった最終下落波動に位置しており、これを構成する小勢第5波が10月12日高値77.480円から始まっていたとみられる。このため、10月31日安値75.564円は中長期的なボトムであった可能性がある。しかし、介入による高値は79.527円であり、小勢1波のボトムである5月5日安値79.567円を依然として上回っていないため、未だ小勢4波の途上に起きた値動きであった可能性もある。
このため、しばらくは10月31日安値が中長期的ボトムであったか否かをチャートの進行と共に確認しなければならない。

もし、明日以降USD/JPYが上昇し、79.564円を上回れば中長期ボトムをつけたと確認されるだろう。この場合、下降ウェッジ・フォーメーション(チャート上緑色線)を上方ブレイクすることにもなるので、USD/JPYは94円水準を目指した値動きを展開すると思う。一方、10月31日高値79.527円を上回らず、79円Lowで失速する場合は、USD/JPYは下落トレンドを再開し、2012年2月16日前後に73円midまで下落することになるだろう。

ペンタゴンチャートの対角線の交点が11月8日と12月13日に位置しているので、まず、11月8日前後から上昇基調を強めることができるかを確認したい。もし11月8日前後から下落トレンドが発生すれば、注意が必要かもしれない。
また、12月13日の価格水準にも注目したい。もしこの日柄に交点の位置する79.663円以下―79.567円と同水準―で推移している場合は、ペンタゴンチャートが右下に書き足されるので、USD/JPYの上昇は難しくなるだろう。
すなわち、USD/JPYが中長期トレンドを転換しているならば、12月13日までに79.567円を突破するはずだ。