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9月11日の記事でEUR/USDは10月4日前後に1.28〜1.32まで下落すると予測し、同時に9月12日に一時的なボトムをつける可能性も示した。結果は9月12日に1.34944で短期的なボトムをつけた後、9月15日には1.39358の戻り高を示現、そこから再び下落し、9月22日には1.33841の安値をつけた。概ね予想どおりの展開であるが、下落スピードが想定以上であり、天底の日柄に見直しが必要かもしれない。
上のチャートはEUR/USDの日足チャートにエリオット波動とペンタゴンチャートを表示したもの。
EUR/USDは7月4日高値から始まった5波構成の下落波動のうち、8月29日高値1.45482からC-3波を開始したと見られ、現在そのC-3波の最終局面に位置していると見られる。日足チャートから算出されるC-3波の下値目標は1.3350であり、9月22日安値1.33841はこの目標値をほとんど達成している。またペンタゴン-36度対角線や7月12日安値1.38366からの-36度ラインが1.322〜1.332水準に位置しているので、オーバーシュートしてもこの水準で一旦止まりそうにも見える。
次に4時間足チャートを確認してみると、現在C-3波のうち、C-3-v波に位置しているのか、或いはC-3-iv波にランニングコレクションというフラット変形が示現しているシナリオが浮上する。
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まず、既にC-3-v波が進行中とみた場合、このv波が9月22日安値1.33841で終わったのか、または継続中かを見極めることになる。9月22日安値でC-3-v波が完成していれば、来週から10月4日前後に向けて戻り高を試す展開となるだろう。この場合の修正波動はA-B-Cの3波構成となるはずだ。
一方、C-3-v波が継続中であった場合、おそらく週初9月26日に1.322〜1.335まで下落するだろう。しかし、C-3-vに延長波動が発生しない限りは1.3155を下回ることはないと思う。一旦ボトムをつければ、10月4日前後に向けて3波構成の修正波動による戻り高を演じるだろう。この2つのシナリオの見極めは、先週末の戻りが週初も継続した場合に1.35859を上回るか否かである。もし上回れば、既に3波構成の戻りに入っている可能性が高い。
さて、C-3-iv波がランニングコレクションを形成中であったと見た場合は、週初から10月4日前後に向けて上昇することに変わりはない。ただし、その修正波動は5波構成となるだろう。

いずれのケースでも来週から10月4日前後に向けては戻りとなると思うので、戻り売りの機会が伺うことになりそうだ。ストップはC-1波の頂点である1.38366超に設定すると良いと思う。ただし、ランニングコレクションの場合は最大で9月15日高値1.39358まで戻る可能性があるので注意が必要かもしれない。
アグレッシブなトレーダーなら短期的なロングを試すだろう。しかし、C-3-v波が延長していた場合、9月11日の記事に書いたとおり10月4日前後まで下落が継続する可能性もあるのでリスクは高いと思う。もし、1.3155を下回れば、EUR/USDは10月4日前後まで下落継続となるだろう。

個人的には10月4日前後まで戻りを演じた後、ギリシャがデフォルトし10月28日前後まで下落するのではないかと見ている。ギリシャがデフォルトしなければ、EUR/USDの下落は長期的なものとなりそうだ。