20110821usdjpy

週末のNY市場でUSD/JPYは3月17日安値をブレイクし、一時75.938円をつけた。USD/JPYについては8月7日の記事で77.785円を維持できなければ下落継続と書いたが、76円Lowが底堅かったので、もしかすると76円Lowでのダブルボトムかもしれないと考えていた。しかし、当初の見通しが正しかったようだ。
上のチャートはUSD/JPYの週足チャートにエリオット波動とペンタゴンチャートをラベリングしたもの。
2007年6月高値124.13円から始まった下落波動のカウントについては、8月6日の記事に書いたとおりであり、現在最終5波目に位置していると見られる。推進波である1波、3波、5波はそれぞれN字の二段波動を形成しているようだ。

さて、2008年12月安値87.14円以降の2回のボトムの時期をみると、ボトム形成に要した期間が等しく、規則性があると確認できる。もし、この規則性が現在も有効であれば、次のボトムは10月10日に始まる週である。これは既に8月6日の記事にも書いたとおりだ。

気になる下値目標であるが、長期波動で見た時間と価格の均衡点となる水準は73.4〜73.8円である。多少の行き過ぎがあってもペンタゴンチャートの下限72.5円を下回ることはないと思う。一度、10月10日前後に目標値に到達しても直ちに反発するかどうかわからない。長期ボトムとなるので、10月中はダブルボトムを形成する可能性がある。また、これがUSD/JPYの超長期ボトムにはならないだろう。そこからの反発はおそらく95円水準へ向けたものであり、2005年1月安値101.64円を上回ることはないと思う。

短期的には今週、一旦ボトムをつけるだろうが、戻りは8月4日高値80.224円を超えることはないだろう。10月10日前後までの売買戦略としては戻り売りしかないが、下値までの値幅は3円程度しかなく、介入リスクに見合うものではない。ボトムが確認されるまでUSD/JPYをトレード対象から外す方が賢明だと思う。