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EUR/USDは先週の分析記事に書いた三角保合いを7月11日に下方ブレイクし、7月12日には1.38366の安値をつけた。2月2日高値1.38608を下回り、エリオット波動のカウントが確定したことから、EUR/USDの下落トレンド入りが明らかとなった。しかし、下値の堅さから見るとEUR/USDはもう一度上昇する可能性がある。
上のチャートはEUR/USDの日足チャートにエリオット波動とペンタゴンチャートを表示したものだ。
EUR/USDは7月12日安値1.38366をつけた後、力強く反騰し、7月14日には一時1.42814の高値を示現している。昨夜は何度も1.41割れのアタックがあったもののアジア・ソブリンの買いに跳ね返されている。どうもスッキリとした下落トレンドではないようだ。

ひょっとすると、これは5月4日高値1.49396からの下落波動がチャートに示すように、A-B-C-X-A-B-Cのダブル・スリーによる調整となることを示唆しているのかもしれない。或いは、6月7日〜16日までの下落波動(この場合C-1波)に対する調整波動が、フラット拡大変形となっているのかもしれない。下の4時間足チャートには、この2つのシナリオを示している。
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7月12日安値から14日高値までの反騰は、おそらく上昇第1波であり、第2波も昨夜の安値1.40916で終了したようにみえる。
週明け以降の上昇によって14日高値1.42814を突破することが最初の関門であるが、その波動が1波で終了する(12日以降で3波構成)場合は、ダブル・スリーのシナリオであり、2つ目のB波による上値目標は1.43mid〜1.45Lowであろう。
その後調整を経て、さらにもう1波上昇する(12日以降で5波構成)場合はフラット拡大変形のシナリオ(チャート水色ライン)であり、C-2波による目標値は1.45Low〜1.48mid付近まで到達するだろう。時期はいずれも8月4日前後である。しかし、それは強気の上昇波動ではないので、注意が必要だ。

週明けは昨夜安値1.40916割れをストップにロングを仕込むのが面白いかもしれない。もし、1.40916を下回った場合、8月4日前後に向けてEUR/USDは素直に1.36Lowまで下落することになるだろう。
しかし、高値圏でのチャートパターンと相場サイクルを確認すると、17ヶ月サイクルボトムをつける前に、もう一度1.47超へ挑戦するように見える。