20101204USDJPY今朝の記事に書いたとおり、久々にテクニカル分析記事をアップします。自動売買をはじめてから、あまりチャートを見なくなったのですが、週末は一応チェックしています。
上のチャートは、USD/JPYの日足チャートにエリオット波動をラベリングしたもの。チャートはForex.comJPのメタトレーダー。

USD/JPY相場は、5月4日高値94.97円から始まった下落相場の途上にある。現在は11月1日につけた下落第3波の終点80.24円からの反発局面(第4波目の修正波動)にある。第4波は一般的に複雑な形状となり、騙しが発生しやすい波動である。
また、この修正波はA-B-Cの3波構成となるか、A-B-C-X-A-B-C等のように3波構成を繰り返すかのいずれかである。

11月29日につけた高値84.40円はおそらくA波の高値であったと思う。昨夜の雇用統計後の挙動は、B波入りを感じさせるものだった。もし、B波入りしているとすると、この後12月18日前後まで下落基調が続くだろう。
下値の目処は82円Low〜81円Low。しかし、B波はA波の全戻しをする場合も多いので、最大で80円Lowまで下落する可能性もある。

B波のボトムをつけば、その後は再び戻り局面となるだろう。この戻りは2011年1月8〜28日まで続くと思う。戻りの目処は最大で86円前後。一旦高値をつけた後は、史上最安値に向けた下落を再開するはずだ。