20100801USDJPY7月4日のUSD/JPYテクニカル分析記事でUSD/JPYの下落は9月20日前後まで続く可能性があると書いた。しかし、短期的には週初反転するかもしれない。
上のチャートはUSD/JPYの4時間足チャートに、エリオット波動をラベリングしたもの(チャートシステムはフォレックス・ドットコムのMT4)。

USD/JPYは5月5日高値94.98円からの開始された下落波動の第3波目(C波)の最終局面(別のラベリングでは第5波へ移行している可能性もある)にある。
7月28日高値88.11円から第3波(C波)を構成する中勢5波の第5波(別のラベリングでは大勢第5波)を開始していると見られる。
この場合の下値目処は少なくとも84円midであり、83円mid、最大で81円midまで想定できる。

さて、中勢第3波からのチャート形状を見ていると、中勢第5波は5波構成のウェッジ・フォーメーションを形成する可能性がある。この場合、明日8月2日の東京時間に一旦反転する可能性がある。
もし反転する場合は、85円midで反転しそうである。ただし、それは一時的な反転に過ぎないだろう。ウェッジ・フォーメーションであれば、おそらく最終的なボトムは8月9〜11日前後につけることになると思う。

しかし、明日84円台まで下落し、昨年11月安値の84.80円を下回れば、ほとんどのショートポジションを買戻し、ロング構築に備えた方が良いと思う。
この場合最大で81円Lowまで下落することを想定した建玉が必要だろう。

来週は、週初と週末の相場動向に注目である。