20100801EURUSD7月28日のEUR/JPYの記事でユーロ相場の調整入りを書いた。今のところ予想どおりの展開である。EUR/USD相場を見ると、調整局面はもうしばらく続くかもしれない。
上のチャートはEUR/USDの4時間足チャートに、エリオット波動をラベリングしたもの(チャートシステムはフォレックス・ドットコムのMT4)。

EUR/USDは6月7日安値1.1875からの上昇局面にあり、上昇第3波(C波)の最終局面にある。6月7日に安値に至る日柄から見たサイクルトップのタイミングが7月23日〜8月4日であった。丁度7月29日に1.3105の高値を示現し、高値圏後のチャートが天井形成時に見られるパターンを形成しているので、おそらく早ければ週初から調整がはじまる可能性があり、遅くとも8月4日欧州時間にははじまるだろう。

7月30日につけた安値1.2980を下回れば、調整色は急速に強まる。
一旦調整がはじまれば、少なくとも7月22日安値水準である1.27Lowまで下落するだろう。この下落はサイクルボトムを形成する下落になると思われるので、最大で7月13日安値水準にあたる1.25Lowを試すことがあるかもしれない。

なお、調整が始まれば8月18日前後まで続くことになると思う。