20091030EURJPYこんばんは。カブールです。
今朝は、出張の準備でバタバタして恒例のセットアップ記事が更新できませんでした。申し訳ありません。
さて、帰宅するとクロス円が再び軟調ですね。なにやらイヤな予感がする記事が出ています。

米ノンバンク・CIT、週末にも破産法申請か−YOMIURI ONLINE

2008年9月15日のリーマンブラザーズ破綻を思い出してしまうのは、私だけでしょうか。金融危機第2幕の幕開けのように見えてしまいます。クロス円のチャートにもその予兆が見えるような…

上のチャートはEUR/JPYの4時間足チャートに、エリオット波動をラベリングしたもの。チャートはODL JapanのMetaTraderを利用しています。

EUR/JPYは10月2日安値128.99円から10月26日高値138.45円までの上昇が5波構成(第3波のエクステンションをカウントすると9波構成)、その高値から昨日の安値132.79円までがA波。現在、B波による戻りを試している最中とみられる。この戻りは一般的には136円Lowまで。強ければ137円台もあり得るが、B波の時間を考慮すると難しそうだ。おそらく、週初から下落波動が再開されそうな雰囲気だ。

そこで気になるのは米CITの破綻法申請のニュース。もし、この週末に本当に起きれば、窓を空けて急落するかもしれない。
2008年9月15日のリーマン破綻の際は、クロス円は窓明け下落。ドルストレートは数日間のドル売り後、中期的なドル高へ…という反応。

今回同じ動きになるとは限らないが、少し注意した方が良いでしょう。できれば、ノーポジで越週した方が良いと思う。

さて、米CIT破綻なら株式市場にもチャンスがありそうだ。特にNYダウのショートは良い利益を生んでくれるかもしれない。
ODL JapanではFXや金・原油に加え、NYダウ等の株価指数のCFD取引を取り扱っています。FXと同じプラットフォームであるMetaTraderで取引できるので、普段使い慣れた環境でトレードできるのは、大変利点だと思います。
興味をお持ちの方は是非、一度確認されてはいかがでしょうか。
ODL