20090704USDJPYこんばんは。カブールです(・∀・)
今日は本業があったため、ブログの更新が遅れました。
さて、いつもであれば、週末恒例のシステム検証から更新するのですが、6月1日〜30日の人気記事ランキングでテクニカル分析記事の人気が明らかなので、前回のテクニカル分析記事のフォローからいってみたいと思います。
上のチャートはドル/円日足チャートに、エリオット波動と相場サイクルをラベリングしたものだ。
前回のドル/円相場予想では、4月6日高値101.43円から修正3波動を5月22日安値93.85円をもって終えたドル/円相場は、6月5日高値98.87円まで波動間をつなぐX波と思われる波動を示現し、その後の波動が3波構成か、或いは5波構成かによってその後の動向が大きく異なるとの見方を示した。

さて、波動は5波構成であった。X波の期間12日対して、12日間を持って5波動完成しているので間違いないと思う。この場合、ダブルジグザグと呼ばれるチャート・パターンであり、(X波)1:(5波)1:(3波)0.618:(5波)1でボトムへ到達することになる。
今回のケースに当てはめると、7月2日前後に3波の戻りを試した後、7月17日前後へ向けて下落すると想定できた。先週の戻り高値96.97円は7月1日(7月2日前後)に示現しており、まさにシナリオどおりにチャートは進んでいる。

この見方が正しければ、ドル/円はボトムをつけるまで7月1日高値96.97円を上抜くことはないだろう。おそらく、来週初からジリジリと下落し、7月17日前後に少なくとも92円台を見ることになるはずだ。メリマン氏がいうようにFEDの運営に疑義が浮上すれば、90円Lowまで下落するかもしれない。
いずれにしても、7月17日までは戻りがあれば、7月1日高値96.97円をストップに、ショートを狙うと良いだろう。

この2週間程度は、システムより裁量トレードの方が良さそうだ。




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