20090404USDJPYこんにちは。カブールです(・∀・)
4月3日にドル/円相場の短期見通しを掲載しましたが、週末のドル/円が高値引けだったこともあり、多数のブログで強気全開。Nikitaさんが紹介されているABCDパターンのBear予想仙四郎さんの週初急落予想ぐらいしか高値を警戒する記事がないですねぇ。
上のチャートはドル/円日足チャートに、エリオット波動と相場サイクルを記載したものだ。黄色着色は2007年6月高値124.1円からトレンドチャンネル。

エリオット波動では、1月21日安値87.06円を起点とした上昇波動の第5波に位置すると見ている。また、ここ数ヶ月間、ドル/円相場には35日前後の相場サイクルが確認でき、現在は3月19日安値93.54円から始ったサイクルの12日目である。

エリオット波動ではエクステンションが発生し波動が延長される場合もあるが、今回のケースでは、おそらく第3波に既に発生しており、第5波の延長はないと見られる。このため、1月21日安値87.06円からはじまった上昇は最終局面にあると思う。
最終局面にある相場サイクルでは、トップの位置はレフトトランスレーション、すなわちサイクルの中心より前に示現する。
よって、ドル/円相場の高値は最長で4月15日より前、さらに絞り込めば4月10日より前につけるだろう。これは金星が順行に戻る4月17日の前後10営業日であり、高値をつけるには丁度良い。

さて、私が1月21日より重視する12月17日安値87.10円から形成されたチャートパターン及び2月20日安値92.49円からチャート・パターンから予測できる高値の時期は、4月6日前後1営業日である。
おそらく、明日6日の東京市場が高値形成の時間帯になると思う。その高値は週末の予想どおり101.2-3円域になるはずだ。
一旦高値をつければ、相場は急落するだろう。もし、相場がさらに上昇するのであれば、FXメルマガ"Kabool FX Order Sheet"で配信する"Basis Zone"を終値ベースで維持するだろう。もし下抜けばドル/円相場は、現在の楽観ムードを一層する水準まで下落するかもしれない。
ただ、さらに上昇する場合でも"Basis Zone"付近まで調整すると思う。

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